2013年06月29日
「フクシマ」in広島
先におしらせ致しましたように、広島でフクシマの写真、動画作品などの発表の詳しくが決定致しました。少しながくなりますが、企画書のコピーを以下に記載させて頂きます。会場は、4会場に別れて、ほぼ同時開催です。下記の企画を簡単に記述いたしますと
会場A スチール写真とそのインスタレーション
会場B スチール写真
会場C スチール写真からのプロゼクターによる作品
会場D 35ミリカメラによる動画作品
それぞれ、かなり差異ののある表現にしたいと考えています。
原爆忌、瀬戸内アートフアエアで訪広島される予定の方、ぜひお立ち寄り下さい。
アサヒカメラの8月号にもその一部が掲載されています。参照ください。
まもなく案内チラシも完成します。添付お知らせ致します。
<「フクシマ」in 広島>展の企画内容と展示の具体
2011年3月11日の福島第一原子力発電所事故は甚大な被爆被害をもたらしている。この原発事故は、物理的破壊の領域に留まるものではなく、人の社会構造の破壊、自然と科学、言い換えれば自然と人間の関係をも問い直すことを求められる破壊が進行している。
土田は、このような放射能汚染が「自然と人の共存」の関係を喪失させた現在の状況を福島の豊かな自然の風景に透視しようと「フクシマ」の撮影作業を進行させている。その表現の中心は、福島の四季に移ろう風景、除染活動などの情景写真(2011年6月〜2013年6月撮影)であるが、土田 ヒロミは、その「フクシマ」の初見の場として「広島」を選んだ。
そのプロジェクト名を土田ヒロミ<「フクシマ」in広島>として、ここに企画する。
「ヒロシマ」の記録を継続してきている土田 ヒロミの「フクシマ」がどのように顕れされるのか。被爆という惨事の意味が「ヒロシマ」、「フクシマ」を通して問う
ドキュメントである。
主催:土田ヒロミ<「フクシマ」in 広島>実行委員会
共催: 広島県美術館活性化対策事業実行委員会、NPO法人アートプラットホームG
協力:ギャラリ―G/ NSA/世界の子どもの平和像(せこへい)を広島につくる会/アートアーチひろしま2013サテライト企画「FUKUSHIMA」/株式会社ニッショウプロ
A 展示会場 gallery G
展覧会タイトル:「フクシマの森」
展示内容:写真展示とプロゼクションマッピング
*大壁面のインスタレーション大作品(南壁)、他1,2階に展示
*正面ガラス壁面の映像<プロゼクションマッピング>
期間:2013年8月6日(火)〜11日(日)
写真展時間:(11:00〜19:00)
プロゼクションマッピング映写時間(19:00〜20:00)
場所:〒730-0012 広島市中区上八丁堀町4-1 地図A
Tel:082-211-3260 E-mail:gg@gallery-g.jp
B 展示会場 NSA Gallery
展覧会タイトル「フクシマの村」
展示内容:写真パネル展示
期間:2013年8月6日〜11日(11:00〜19:00)
場所:〒730-0016 広島市中区幟町6-21 地図B
Tel:082-221-1921 Mail:nsachoramali@mac.com
C 展示会場 旧日本銀行広島支店(地下展示スペース)
展覧会タイトル:「フクシマの唄」(せこへい美術館※関連企画)
展示内容:「福島の自然(仮)」プロゼクターによる動画(日銀備品利用)
期間:2013年8月5日(月)〜8月13日(火)
(10:00〜19:00、初日は15:00〜、最終日は〜15:00)
トークショー:8月7日(水)17:00〜19:00(1Fにて)
場所:〒730-0036 広島市中区袋町5-21 地図C
Tel 082-504-2500 (広島市役所市民局文化スポーツ部文化振興課)
※せこへい美術館=せかいのこどものためのへいわの美術展
D会場展示 ギャラリーてんぐスクエア
展覧会タイトル:「ヒロシマ、そしてフクシマ」
展示内容:宮角孝雄(写真)と土田ヒロミ(動画=モニター)の二人展
期間:2013年7月20日(土)〜8月12日(月)(10:00〜18:00)
場所:〒730-0051 広島県広島市中区大手町1丁目5−12 地図D
Tel 082-248-4881
※この会場での展示のみ「アートアーチひろしま2013」の企画の一部として文化庁助成対象事業